げっ歯類のベトナムパンツ

うさぎ顔の人がベトナムでパンツを作るまでの日記・自分用メモです。

世界の変え方レシピ

溢れ出る厨二感!こんばんは。

相変わらずの不勉強で、毎日「え!そうだったの!」という事との出会いの連続です。
ここ数日気付いたことを忘れないうちにメモしておきたいと思い、デスクトップをたちあげました。チカチカ。

 

メモ1:言葉は出来る限り丁寧に使うようにしたい。
なぜなら
"他人に自分の考えていることを伝える際に伝わり漏れがある・正確に伝わらない"のもひとつの問題である事には間違いないんだけど、それ以上に"私の頭の中が雑になる"のが問題だと思ったから...。
そもそも"私の頭の中で使われている言語の選択が雑"だったら、それをいくら声に出したところで丁寧に・正確になる訳ないんだよね!笑

いまでも覚えてるんだけど、15歳くらいのある夏の日、部活動中に部員になにかを伝えたくて頭の中で言葉を選んでいたんだけど

あれ?そんなに一生懸命言葉選ばなくっても伝わってる(伝わってるかどうかは確認できないんだけど...なんだろう、思った通りに反応・行動してくれる)やん!!!!

って感じた瞬間があって、そこから、
雑なままどんどん言葉を並べる、というコミュニケーション方法にシフトした記憶がある。
なんだろう...当時は、話を3〜5段とばしで飛ばしたあとに2段目に舞い戻る、くらいの展開が何故か周囲のウケがよかったんだよね。(笑 なんの気のせいなんだそれは。)
あと、私の話なんてどうせ誰も聞いていないから、そんなちゃんと話さなくてもいいよね?という明らかにメンヘラな卑下の心があいまって、次第にきちんと話をしなくなっていったよね。(他人に理解される訳がないとか、あなたに私のなにがわかるんだとかいう、コミュニケーションの放棄も、その話し方に拍車をかけたんだろうなー。)
こうしていつのまにか、そんな言葉の使い方が通常モードになってしまって.....気付いた時にはうまく戻せなくなっていた。

生きる上ではまったく困らなかったんだけど、
仕事をするうえでこれだと上述の理由で困るなと思い、なおそうと思いました。
...まあ丁寧に表現したところで、数学は苦手だし、崇高な論理展開はできないままだろうけどね!笑

し、有り難いことに、
きちんと話したいと思う相手がここ最近増えたんだと思う。♡

 

 

メモ2:世界の変え方は思ったよりもたくさんある。
働き方(雇用のされ方)に種類があるように、経営の仕方(世界の変え方)にも種類がある。世界の変え方といっても、革命だとなんだのという大げさなもののことではなくて、
どこかの誰かの潜在的もしくは顕在的な課題が解決されてちょっといい感じになる、くらいのものです。

明らかにこの件も
言葉を雑に使ったことによる罪の一つなんだろうなー。

美大を辞める時に「私が絵を書くよりも、持続可能なモデル(つまりビジネスとして成立させる=関係者が己の利益に沿って行動したことにより成立するモデルを作る)方が、ぜったい幸せになる人増えるじゃーん!」
と思ったし、それは間違いないんだけども
そんな持続可能モデルは、意外とたくさん種類があるんだぜ
ていうことに、仕事をはじめてから(2年半の間)気がつかなかったんだよね。

おばかさんだー。

この2年半に私が身近にあった経営方法って
・受託製作の積み上げ型
・スタートアップ
の2択。

少なっ!!!!!!!!

ふたを開ければ、他にもたくさんの方法があるんだよね。
というのも、いざ外から資金を入れましょうかとなった時に、改て
"外から資金を入れるということは一体どういうことなのか"
"スタートアップとはいったいなんなのか"
考え直していたら、おのずとそれらの輪郭も洗い出されて来たし、
他の方法も見えてきたり...。

 

 

最近素敵だと思った世界を良くするアプローチ

TokyoArtBeat
NPO法人としてもう10年以上続いているTokyoArtBeat。
私の人生で1番古くからなじみのあるwebサービスであり
明大で路頭に迷っていた時「ITってなんかすごい!魔法かも!私もやろう」と思わせてくれたwebサービスであり、.....もう一項目は割愛。

NPOで10年も多くのユーザーに愛され続けるサービスって、日本では他に聞いたことがないなあ。
関わる人はみんなアートやデザインを愛しているだろうし
日本語や英語、国籍や言語の垣根を超えた運営母体そのものも
関わる人を魅了しあっているんだろうなあ〜!

アート領域はお金にするのが難しい割に好きな人は多いだろうから
今後も生き残り活躍し続けてほしいな。なんなら入りたい。笑

 
LittleBits(リトルビッツ)
小さな基板にマグネットが付いたピースをくっつけるだけで、誰でも電子工作が作れるというキットを販売している。言うなれば未来型のレゴ!

創業者はMITメディアラボ出身の女性Ayah Bdeir(アヤ・ブデール)で、彼女はオープンソースならぬ「オープンハード」の運動の中心人物でもある。「オープンハード」とは、オープンソースと同 じ形態で設計されるコンピュータや電子機器のことで、その名の通りハードのソースをオープンにしていく運動である。また、彼女自身は、テクノロジーを利用 したアート作品を作るメディアアーティストでもある。

素敵すぎる!!!!!!!
アートや経営の垣根を超えて、学際的に(学問じゃないか)展開している..!
アートで世界をかえるってこういうことなんでしょうねー。
そしてなによりリトルビッツという名前からしてカワイイ。♡
家入さんが「起業はアートだ」とか言ってるのも、なんとなくわかる。
(いままでにない価値観や方法の提示という意味かなー)

 

小悪魔Ageha

ご存知夜蝶達を全面的に打ち出したファッション雑誌。
誌面とキャッチコピーがおもしろすぎて、わたしも何冊か買ったことがあります。
一時期いっせいをふうび?とても話題になり流行りましたね。


「夜の仕事についている女の子達の社会的評価は不当なまでに低すぎる。
だから、その良さを全面に打ち出したメディアを作ろう!」

というコンセプトの元に出来たのがあの雑誌らしい。
伝聞でしかないのですが
これぞメディアのパワーだな
と思い感動しました。実際、キャバ嬢が高校生のなりたい職業にランクインしたり(それ自体はどうかと思うがwwwwww)、
この雑誌のはたらきにより大きな地位向上を果たしたと思うのです。

 

 

....とまあ、つらつら書きましたが
方法ってたくさんあるんだよね。目的、誰のなにを解決したいか、に沿って適した方法・自分の信じられる方法を選べばいいのだと思いました。

 

 



★ここから下適当に書いてるなー整理しなおそう

もの作りってその点ちょっと難しくて
ひたすらにいいもの(品質のいいもの)を作ることと
営利を最大化するものを作ることがイコールで結ばれる瞬間があんまりないよね...。

設定したターゲット層に向けて、彼らの欲するものを作ることが基本なんだけど
営利を最大化するとなると確実にユニクロ化する。
 超絶大量生産大量消費デザインは最低限、工場はクオリティを満たせる最低賃金の場所で、というモデルね。

 これってユーザーにとっては有り難いけど、生産サイドはあんまり報われないな...と思う訳です。衣類だけじゃなくてハードも同じような構図かな。

営利最大化2番目の方法としては、ハイブランドを育てることかなあ。

 品質・デザインともにこだわり抜いたものが作れそうだけど、ただひたすらにマーケティングや広告勝負になってくるよね。なので、政治力勝負になりそう。難易度高め。

 

 

という訳で、
(絵に描いた餅だけど)
ユーザーの悩みを解決しながらいまのうちからカスタム下着を作るとなると
じわじわとした製造業のリストラは目に見えてるんだよねー。賃金あがったり
工場現場の作業効率化で人員カットは確実だろうから。

カスタム下着の革新的な部分は
EC上で現在リアル世界で行われているよりもより個々人にあったサイジングが出来る
という点であって、工場部分はおまけでしかないからね。

 

....と、まあまあ、下着事業で営利を最大化させると悲しいできごとが多々起きるので
強引に最大化させないように、自己資本でたのしくやりたいよね。
というとなんだかゆるふわすぎるな...。もっときちんと言うと
下着をやるなら"ブランド"をつくりたいんだ。
ただ、ブランド作り=ターゲット層の切り分け設定 が基本にあって、
そこで一番利益が最大化される層の設定と製造モデルって、ユニクロのターゲット層とモデルなんだよね。
外部から資金を入れると、利益を最大化させることが義務づけられるので
きっとカスタム下着のユニクロ版を作ることになっちゃう。
(実際ユニクロが2020年を目処にカスタム事業をはじめるらしいね)
いやべつにユニクロにはときめかない!!!!!!!
やるなら、フリークスワークとかヴィヴィアンがいい....!

という訳でこれについては自己資金でたのしくやればいいのではと思いました。
べつに、スタートアップじゃないとクソ、とはまったく思わないし...。
1対nになり得ない製造業に資金を入れてまで利益を求めるのってちょっと機関投資家としてはナンセンスだよね...というか入れないよね。

仮に、外部資金を入れてまで面をとりにいくとすれば、それはおそらくフィッティングの部分なのよ。
ECが増えるなかで、EC上で自分の身体サイズを把握できるシステムを作ることは
スタートアップ的にとても価値があるとは思います。

 

じゃあ、スタートアップとは?外部から資金を入れるとは?という話に続きます。

 

 

 

....長くなりそうだから寝よう...。

 

頑張ることはいとも簡単だけど、どの道でどう歩いて頑張るかを決めるのがとても大事。

時間は有限だからね! 

まあたのしいこと全部やれるのが理想だけど!