げっ歯類のベトナムパンツ

うさぎ顔の人がベトナムでパンツを作るまでの日記・自分用メモです。

どんなときに負けるのか

事業をやるのと会社をやることの違いを感じる日々です。

会社をやると、
"事業そのもの"以外が占めるシェアがとても大きくなるのではないかな。

もちろん、事業(誰かに価値を提供する行い)をやるための団体なんだけど
そのために
資本政策も考えなくてはならないし
一緒に働く人達を見つけて組織も作ってはいけないし
(ここはまだ共同創業者さんだけだけど)
知恵を貸してくれる大先輩に会社に入ってもらったり
必要な技術を持った会社さんや人を見つけて口説きにいかなくてはいけないし..。
あと調査して、頭を下げて、
この数ヶ月で何回頭をさげたんだろうな〜。優しい方が多くて、有り難い話です。
あと、株等法務関係にも行かなくちゃいけないし
(服部さんありがとうございます)

すごいいっぱいやることあるんだな〜。


話はかわり、
昨日、渋谷の道で若手起業家と呼ばれる面々に会ったんですね。

いそぎみくん、はなふさくん、ほりえくん。

みんな面白いくらいにピボットしてました。

 

決してディすっている訳ではなくて
タフで素晴らしいな〜とか思う訳です。

(誰かの何かを解決するために事業があるんですが
ポケモンマスターになってやるぜ的に"やりたいからやる!"
のも私は素敵だな〜と思います。
結果的ちょっとでも幸せになる人が増えるからね)

 

みんな、なんだかんだ生き延びている。

スタートアップが成功するためには生き延びることが大事

とか散々言われまくっていますが、まさにそうなんだなと。

生きている(自分の再生産費用が稼げる)限り、何度でも挑戦できますからね。

 

ただ、みんな
事業がうまくいかなくなったタイミングで、まわりの人がいっせいに辞めて行く
という現象がおきてるのよね8割くらいの確立で。

これって結構危機だよね。
そこで戦意を失ってしまったり、再生産費用が稼げなくなったりしたらおしまいな訳です。

ミチシルベの時もそうだったんですが
スタートアップが負ける時、それは事業そのものの失敗よりも
事業が失敗した時に生じる”事業以外”の要因で死に近づくのね。

確かに、再起をする際でも絶対運命をともにした共同創業者がいてくれた方が
キャッチアップははやいと思うし、死にずらいんだと思います。

 

けんすうさんは"絶対共同創業者を連れておいで"と言っていたのです。

事業の失敗は取り返せるけど、
会社の如何は
大きくその生死に関わってくる

なのになかなかその失敗自体や失敗を避ける方法は表に出てこない。
社長を経験した人にしかわからない、のが現状で。

だからこそ、大先輩に会社に関する如何をあらかじめ聞き
負けるかもしれない箇所をはずさないで進める。

それでぐっと会社としての成功確立はあがるのではないかなと思いました。

 

 

・生き延びることが出来る体制をつくる

・挑む領域を間違えない(先輩にきくなり・自分で調べるなり)

 ・伸びる領域という意味でも

 ・自分の熱意がとぎれない領域という意味でも

・会社の危機になりそうな"勘所"をあらかじめ学んでおく

 

事業的な話だと

・大手企業が同じ領域で仕掛けてくる際に、負けない何かを用意しておくべき

 ・先行者優位

  ・数かもしれないし

  ・スイッチングコストの高さかもしれない

  ・スピードは1つ確実

 ・独自性?

 

札の殴り合いや、人員技術、すべてにおいて絶対に敵わないからね...。

 

 

打席に立ち続けるタフネスさには自信があるので
あとはいかに致命的失敗を避けて成功の角度をあげるか、
なのかな〜なんてぼんやり思ったのでした。